地元出身弁護士夫婦による、充実したリーガルサービス~すずか市民綜合法律事務所
三重県で離婚相談や各種法律相談なら
すずか市民綜合法律事務所
三重県鈴鹿市中江島町13-11 1A
電話受付時間:10:00~17:00(土日祝を除く)
事務所代表番号 059‐358‐8818
時間外相談対応(要予約)
法律相談40分 6000円
離婚相談40分 4500円
【法律相談予約】
059-358-8818
弁護士雑感11~向き不向き
大学が法学部なため、高校ぐらいの時から今の職業を目指していたのですか、と尋ねられることがあります。
高校時代は、全くそのようなことを考えておらず、文系の法学部も、ただ数学が苦手、つぶしがききそう、といった消去法的理由からです。
ただ、自分は、組織の中、人の下で勤務するサラリーマンには向いていない、なる能力に乏しい、とは、高校時代から既に何となく感じていました(やたら自由が好きでしたし、かなり自由に振る舞ってました)。
私の父親も、脱サラ(警察官)して、1人で独立開業(左官)をしていたこともかなり影響していると思います。
ちなみに、父親が左官という「職人」なため、後を継ごうとは考えなかったのですか、とも尋ねられます。
しかし、既に小学生時代に、「お前は不器用やから、職人は無理や。学(がく)で身を立てるしかないわ」と、今考えれば結構ひどいことを、よく言われていたので、まったく考えれませんでした。
中学生くらいまで、ブロック積んだり、生コン練ったり、と仕事を手伝わされてきたので、その際の私の「動き」で見切られたのだと思います(笑)。
弁護士 古市太一 (三重県弁護士会所属 鈴鹿市出身)
弁護士雑感12~奥伊勢の桜
奥伊勢の川縁の桜です。
週末でしたので、まだ3分咲きでしたが、今頃は満開でしょうか。
世間、というかマスコミでは、政権交代で盛り上がっているようです。
ムードというものは大事ですが、以前の小泉内閣の時のように、結果、おいしい思いをしたのは、極々一部の人達だけ、ということにならなければ良いですが・・。
政治のことには全く興味ありませんが、一票の格差についての認識の甘さや、芦部教授を知らずに憲法改正を主張する首相を見ていると、さすがに大丈夫か?と感じざるを得ません。
※かなり以前に作成したブログテーマですが、現時点では意外と的を射ていたかもしれません…
弁護士 古市太一 (三重県弁護士会所属 鈴鹿市出身)
弁護士雑感13~霊感商法
昔からある消費者被害に、霊感商法というものがあり、法律相談をすると一定数の相談があります。
方法の特徴としては、以下のようなものです。
1 脅す
例えば、「あなたの何代か前の先祖に殺された人の恨みが、子孫であるあなたに降りかかってきている」、「手相に色情因縁が出ているから、このままでは結婚できないか、できてもすぐに離婚する」、「水子供養をしないと、一生不幸に見舞われる」等。
日本では、自分は無神論だ、といいつつも、手相などの占いや、因果応報などの仏教的思想はあっさりと信じる人が多いので、要注意です。
2 商品を示す
その後、災いをさけるための商品を示します。商品は、水晶、数珠、刀、壺など、多種多様です。実際は、二束三文程度の客観的価値しかないもの(ネット通販などで、数千円で出回っているような)ですが、「超能力・霊能力がある人の念が入っている」等と、脅された人に対して、徹底的に売り込んできます。
物の価値というものは、主観的なものではありますが、相場というものがあります。一度、類似商品の値段をネット検索してみてください。
3 第三者への相談をさせない
また、2の際、被害者が冷静な第三者に相談することを避けさせるよう、色々なことを吹き込むことが多いです。
例えば、「このことを第三者に話すと、かならず悪魔が、あなたのことを妨害してくる」、「あなたに、正しいことをさせたくない悪霊が、第三者を洗脳して、必ず邪魔してくる」などです。
高額な品の購入であるのに、第三者への相談をさけるようそそのかしてくる時点で、疑わしいと感じることが重要です。
4 その他
○○寺などを名乗っているのに、相手先の住所が、ビルの一室。
送金方法が、振り込みなどでなく、レターパックや小包(お金を払い込んだ事実すら不明になります)。
苦情をいうと、担当者がすぐに交代する。修行を積んだ偉い先生、というわりに、いやに若年の指導者、等です。
また、「あの先生は、自分が話していない事実を、ぴたりとよくあてるから信じました」という方がいますが、本当にその事実を既にその先生に話していないか、よく思い返してみる必要もあります。大抵は、雑談の中で、そのヒントを相手に与えてしまっていることが多いものです(コールド・リーディングという話術)。
霊感商法に限らず、消費者被害の多くは、一旦お金を払い込んでしまうと、取り返すのが極めて困難であるのが現状です。少しでも、おかしいと感じたら、お金を払うまえに、必ず第三者や消費者センターに相談して下さい。
(文責:弁護士古市太一 三重弁護士会 鈴鹿市出身)
弁護士雑感14~弁護士のつながり
弁護士業界の話です。
通常、弁護士は、各県弁護士会単位に所属します。
三重県なら、三重弁護士会、岐阜なら岐阜県弁護士会というように、です。
弁護士会は、医師会等と同様、いわゆる業界団体です。
この弁護士会という組織、大きく、①常設の事務局、②年替わりの会長・副会長などの執行部、③そして委員会に分かれます。
いわゆる町弁をしている弁護士というのは、他人数の事務所に所属していても、基本、「自営業者」です(最近多くなっている、「弁護士法人」形態の事務所の場合は、いわゆる「サラリーマン」ですが)。
そしてこの基本「自営業者」同士の横のつながりを持つ場として、③の委員会活動があります。
各弁護士が興味を持つ分野の委員会に所属し、対内・対外活動を一緒に行うわけです。
確かに、最近は、大学卒業してすぐにロースクールに入り、そのまま弁護士になる人が多いことから、「若くて」「優秀で」「素直」な先生が多くなったイメージがあります。
しかし、昔から基本、「会社不適合者」「変わった人」の集団が弁護士であるべきです(笑)。
そういった、「変わった人」達がつながり、単独ではなかなかできない活動を、協力して行えるという点で、委員会の意味があると思います。
(文責:弁護士古市太一 三重弁護士会 鈴鹿市出身)
弁護士雑感15~夜カフェ
(文責:弁護士古市太一 三重弁護士会 鈴鹿市出身)
ホームページを訪れてくださった皆様、はじめまして。
すずか市民綜合法律事務所の代表を務めております弁護士古市太一と申します。
当事務所は、私と、妻である弁護士古市佳代の二人が、「地元三重の市民の皆様に、ベストな法律サービスを、適切な経済的負担で提供する」という理念の下、私の出身地である、鈴鹿市に創立されました。
いまだ弁護士というと、敷居が高いイメージがあり、「弁護士を頼むと大事になる」というイメージもあると思います。
しかし、世の中には、簡単な法律を知らなかったがために、まったく理不尽な結果を押し付けられたり、右往左往する方々が多々存在します。
当事務所では、できるだけ、従来の敷居が高いイメージをなくし、市民・企業の皆様に、適切な「法律サービス」を提供していくことができるよう、全力で活動をしていく所存です。